Profile

青木慶則

あおきよしのり。1975年10月16日、横浜に生まれ川崎で育ち、ピアノ教師の母のもと音楽に囲まれながら幼少期を過ごす。ピアノを始めたのはちょうど5歳の誕生日。

10代でドラムを始め、1993年に17歳でバンド BLUE BOY のドラマーとしてメジャーデビュー。渋谷公会堂2Days公演を行うなど、全国の女子中高生を中心に人気を博す。ドラマーという立ち位置でありながら、すべての曲の作曲と、約半分の曲の作詞を担当していた。1998年に解散。

1997年から2017年までの約20年間は、HARCO(ハルコ)名義でシンガーソングライターとして活動。ヴィンテージシンセ「Moog Source」とオープンリールだけで繰り広げる特異なステージで、下北沢界隈を怪しげに浮遊する。同時期からアパレルブランド「HARCO&METRO」を倉田直幸と共に立ち上げ、15年近くライブ物販や小売店にてさまざまな商品を展開。

2000年、冨田恵一(現・冨田ラボ)やLittle Creaturesの鈴木正人のプロデュースのもと、ミニアルバム「大気圏シャワー」で再びメジャーデビュー。2001年にはアメリカ・ミネアポリスに渡り、ブレイクビーツを基調としたユニット「OCTOCUBE」を結成してアルバムをリリース。2000〜04年頃はギャラリーや美術館などで、「HARCO&METRO」の展覧会を数多く開催。そのたびに多数のスピーカーによるサウンドインスタレーションを展開し、空間音楽に興味を持つ。

2004〜06年のミニアルバム三部作は、HARCO時代を代表する、そして文学愛好家にも愛される傑作群となった(これらを1枚にまとめた「E/NH/WL 2004-2006」が発売中)。2005年にはCMソングが話題となったことによりリリースした「世界でいちばん頑張ってる君に」がスマッシュヒットを記録する。この頃からCM音楽の比重が増していき、作編曲・歌唱・ナレーションと、TV広告の世界にさまざまな形で貢献。同じ頃、専門家によるシンポジウムを組み合わせて環境問題を取り上げる音楽イベントを全国で約20回開催する。

2015年にはNHKみんなのうた「ウェイクアップ!パパ!」の作曲と歌唱、およびNHK・Eテレ0655「きょうの選択」の歌唱を担当(どちらもアルバム「Portable Tunes 2 -for kids&family-」に収録)。ほかにも、堀込泰行(ex.キリンジ)やあがた森魚が参加し、アナログレコードにもなった2015年の「ゴマサバと夕顔と空心菜」、山崎ゆかり(空気公団)や山田稔明(GOMES THE HITMAN)など、同世代のアーティストが集結したHARCO名義のラストアルバム「あらたな方角へ」など、多くのすぐれた作品がある。

2018年からは、本名の青木慶則として再始動。レーベル「Symphony Blue Label」を立ち上げ、同年12月12日、待望のファーストアルバム「青木慶則」を発売。2019年には、作曲家・電子音楽家の安田寿之、注目の歌人・伊波真人などとコラボレーションをしたEP「冬の大六角形」と、同日発売の劇団「ヨーロッパ企画」のためのサウンドトラック・アルバムを発表する。

2020年12月には、前作EPとほぼ同様の参加アーティストにより制作したセカンドアルバム「Flying Hospital」をリリースし、さらに同時発売として、全面プロデュース・共作・2曲の書き下ろしで参加した乙川ともこのファーストアルバム「元気で過ごしてますか?」も同レーベルからリリース。いずれも2021年2月25日から一般発売を行なった。「Flying Hospital」のCDジャケットのアートワークは、NY在住のアーティスト菊地麻衣子によるもの。青木慶則名義の作品のジャケットデザインはすべてSKGが担当している。

2021年はAR三兄弟・川田十夢の依頼のもと、ロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市)のジオラマショーのテーマソング「セブンティ・ステイションズ」の制作および歌唱を担当。さらに2022年3月に横浜中華街に開業した「横浜開運水族館 フォーチュンアクアリウム」の館内音楽も担当。

2020年春からは、妻でミュージシャンのQuinka,With a Yawnと共に、K-mix(静岡FM)日曜5:00〜5:30「ハットピンレディオ」をレギュラーで担当中(ふたり回やそれぞれのひとり回が週ごとに入れ替わる)。

現在もなおアーティスト活動と平行して、TVコマーシャルや番組の楽曲制作、歌唱、ナレーションのほか、映画・演劇の音楽制作、他アーティストのプロデュース、楽曲提供、ギャラリーでのサウンドインスタレーション展示など、幅広い分野で活躍している。

=Photo=
撮影:工藤雪
Art Direction:SKG

<2018年〜2021年のおもなCMワークス> ナレーション:HONDA(N-BOX)、ユニクロ、ライスフォース / 歌唱:パロマ、NTT東日本、プレサンスコーポレーション / 作編曲:イモトのWiFi、マクドナルド、マイネオ、三井アウトレットパーク、小学館図鑑NEO / 歌唱&作編曲:Creema、ECC、明治 / ナレーション&作編曲:厚生労働省

Yoshinori Aoki. Born in Yokohama on October 16, 1975, raised in Kawasaki and spent his childhood surrounded by music with his mother, a piano teacher. He started playing the piano on his fifth birthday.

He started playing drums in his teens, and made his major debut in 1993 as a drummer for the band BLUE BOY at the age of 17. They performanced at Shibuya Public Hall for 2Days and popular among female junior and senior high school students nationwide. Although he was a drummer, he was in charge of composing all the songs and the lyrics of about half of the songs. Disbanded in 1998.

For about 20 years from 1997 to 2017, he has been active as a singer-songwriter under the name of HARCO. In parallel, in addition to producing TV commercials and programs, singing, and narrating, he also produced music for movies and plays, produced by other artists, provided music, and exhibited sound installations at galleries. In 2015, he also composed and sang the traditional program “Minna no Uta” on the NHK TV station. In addition to the early works with outstanding eccentric talents, “E / NH / WL 2004-2006” that summarizes the EP3 trilogy in the middle of HARCO’s activity, 2015 “Gomasaba & Yugao & Kusinsai” that was also released as a vinyl, there are also a number of masterpieces with high acclaim from various fields.

From 2018, it will be restarted as Yoshinori Aoki, whose real name is. Launched the label “Symphony Blue Label” and released the long-awaited first album “Aoki Yoshinori” on December 12th of the same year. The latest work is the EP “Fuyu No Dairokukakkei” in collaboration with composer / electronic musician Toshiyuki Yasuda, Tanka poet Masato Inami, etc. and soundtrack album of theater company “Europe Kikaku” released on the same day. Currently working on the release of the second album.

Recent TV commercial Works — Narration: HONDA (N-BOX), UNIQLO, Rice Force / Singing: Paloma, Pressance Corporation / Composition: Imoto no WiFi, McDonald’s, mineo / Singing & Composition: Creema / Narration & Composition: Ministry of Health, Labour and Welfare / Others